日向坂46の歴史を振り返る時、必ず名前が挙がるメンバーがいます。
それが、かとし(加藤史帆さん)です。
けやき坂時代からグループを支え、センターやフロントとして
日向坂の顔の一人であり続けました。
パフォーマンス面でグループを牽引する一方で、
どこか“へにょへにょ”した親しみやすい人柄も魅力でした。
強さと親しみやすさを同時に持つ、
どこか不思議な魅力のあるメンバーでした。
今回は、そんなかとしのグループ在籍時を振り返ってみたいと思います。
※下記は、かとしがセンターを務めたシングル「君しか勝たん」に
収録されている個人PVです。
前半でしっかりフリを作っておいて、後半のオチは
まさに“かとしらしい”内容です。
最強のシンメ
かとしと言えば、齊藤京子とともに“最強のシンメ”として
日向坂のパフォーマンス面を支えたメンバーでした。
2人ともダンスも歌も頭一つ抜けた高いスキルを持っていたため、
フロントでシンメになることで、グループ全体のパフォーマンスの質を
引き上げていました。
普段のへにょへにょした雰囲気からは想像できないほど、
キリッとした表情でソロ曲を歌う姿も印象的でした。
齊藤京子の卒業後、時を経てひなたフェスにて
「月と星が踊るMidnight」のセンターをかとしが務め、
“時空を越えたシンメ”が披露された時には感動しました。
日向坂のフォーメーションはシンメを大事にしていますが、
その中でもこの2人はやはり特別な存在です。
バラエティの切り込み隊長
いつでも真っ先に手を挙げ、番組に積極的に参加していたかとし。
この姿勢は今のメンバーにも受け継がれ、
バラエティに強い日向坂の基礎を作ってくれました。
あまりに積極的すぎて、カットされた時間も最多でした。
積極性に加えて、何事もフルスイングで挑むため、
思いもよらない笑いが数多く生まれたと思います。
特に「ひな会い」で何度も見返して大笑いしたのは、
・外番組の呼び方を決めましょう!アダ名争奪バトル!
自分のことを「天使」と呼んでほしいという時点で
どうかしているのですが、
若林さんに呼んでほしい呼び方として、さらにその上を行き
「僕の天使」と指定するという狂気を見せてくれました。
演技のシチュエーションも、若林さんのパネルにケーキを
食べさせるなど無茶苦茶で、ゲストの吉村崇さんを
困らせていたのも面白かったです。
・遅れてきたバレンタイン!妄想キュンキュン朗読会
いきなり「カトシンジ」と名乗り、誰か一発で分かってしまう
珍事から始まり、延々とエヴァンゲリオンネタを放り込み続ける
強心臓はさすがの一言です。
特技として、床とのシンクロ率100%のダンス
「ウィンドミル」を披露したときも、
思い切りが良すぎて笑ってしまいました。
外番組でのかまいたちさんとの因縁や似顔絵、
フィジカルモンスターなど、
面白エピソードの多さも屈指のバラエティの切り込み隊長です。
君しか勝たん
ちょうど自分が日向坂にハマり始めていた頃のシングルで、
この時期のことは特に思い出深いです。
センターとして、グループの顔として、
連日メディアに出演し多忙を極めていました。
ヒット祈願企画でのチアリーディングで
ボロボロになりながらもやり切った姿は忘れられません。
ドキュメンタリー映画「希望と絶望」で語られたように、
厳しい時期を経験したことからか、
仕事が減ってしまうことを恐れ、限界を超えるまで
我慢してしまっていた部分もあったようです。
また、このチアリーディング披露の時の
おひさまのコメントも印象に残っています。
・かとしにやらせたら、全部受けて全部全力でやるに
決まってるんだから、誰か止めろよ
このようなコメントが多くあり、
おひさまとかとしの信頼関係のようなものを
強く感じたことを覚えています。
卒業セレモニー
卒業セレモニーでは青いドレス姿で
とても綺麗な姿を見せてくれましたが、
一番印象に残っているのは、おひさまの反応でした。
歩いて喋っているだけで皆が楽しそうで、
これまでどれだけ多くの人が、その姿に元気づけられ、
笑顔にさせてもらってきたのかがよく分かりました。
翌日も一部の曲に参加し、
「キュン」で最後の
大好きー!!
を現地で聞くことができて本当によかったです。
初期からグループの顔役として
すべてを背負っていた瞬間もあった、
“エースかとしここにあり”という姿でした。
ひなたフェスで放水を直撃されたことも
一生モノの思い出です。

